この世で一番おもしろい統計学

統計学が必要になったので、易しそうなのを選択。

この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α

この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α

とってもわかりやすくて、面白かった。ちょっとした改善活動であれば、この書籍の内容だけで充分だろうと思った。
ただ、あとがきのマンガでわかる〜をDisってる?のが。女子高生が手計算で〜とかはまぁあれじゃん、許してあげてよ、と思った。

Chapter1. はじめに

  • 統計を使うと限られた情報で自信をもって決断できる

Chapter2. 数字

  • 数字は色々だから嘘もつける
  • 数字の分析にはいつも目的がある

Chapter3. 無作為に集めた生データ

  • 標本を使っても母集団について絶対確実なことはわからない
  • 偏りを避けるため標本は常に無作為に集める
  • 無作為標本抽出はあらゆる統計調査のカギ

Chapter4. 並び替え

  • 定性的なデータと定量的なデータの違いは、定量的なデータは数値で表されるので計算できる
  • データの山のすべての完全な姿がみたければヒストグラムを描く
  • 箱形図はデータの概略を見たいときにはとても便利

Chapter5. 探偵仕事と標準偏差

  • 4つの特徴
    • 標本数
    • 場所
    • 広がり
  • 平均値と中央値
  • 四分位範囲
  • 標準偏差(SD)

Chapter6. 化け物じみたまちがい

  • 2変数の関係を見ようとするときは、別の変数が結論に影響するかもしれないことを意識

Chapter7. 標本から母集団へ

  • 母集団分布
  • 母集団の性質「パラメータ」

Chapter8. 正規分布中心極限定理

  • 平均値を積み上げると正規分布に近づく
  • 標本分布
  • 大量の平均値の山の中心は母集団の中心と等しい
  • 平均値を積み上げた山は標準偏差が小さい
  • 中心極限定理(CLT)

Chapter9. 中心極限定理と確率

  • 確率は長期的なことにしか当てはまらない
  • 標本分布の利点
    • 母集団の平均を教えてくれること
    • 母集団全体について確率が計算できること

Chapter10. 推定

  • 推定標本分布

Chapter11. 信頼度

  • 中心の値から標準偏差2つ分離れたところで切ると、残ったデータの信頼度は95%
  • 信頼水準と信頼区間の組み合わせ
  • 5%はそれが間違っているかもしれないということ
  • 長期では推定と計算の切り刻みで問題ないが、短期だと外れを引く可能性は常にある

Chapter12. 信頼度の推定を応用しよう

Chapter13. 仮説検定とp値

  • 標本一つで推定標本分布をつくる
  • 別の場所にずらす
  • ずらした場合、手持ちのような標本を無作為に選び出す確率で採用不採用を判断

Chapter14. 仮説検定を応用しよう

  • 疑わしきは退屈なアイデア有利
  • 仮説検定は結論に飛びつかないようにするためのもの

Chapter15. もっと学べば何がわかる?

  • T分布

Chapter16. まとめ