この世で一番おもしろい統計学
統計学が必要になったので、易しそうなのを選択。
この世で一番おもしろい統計学――誰も「データ」でダマされなくなるかもしれない16講+α
- 作者: アラン・ダブニー,グレディ・クライン,山形浩生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2014/01/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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とってもわかりやすくて、面白かった。ちょっとした改善活動であれば、この書籍の内容だけで充分だろうと思った。
ただ、あとがきのマンガでわかる〜をDisってる?のが。女子高生が手計算で〜とかはまぁあれじゃん、許してあげてよ、と思った。
Chapter1. はじめに
- 統計を使うと限られた情報で自信をもって決断できる
Chapter2. 数字
- 数字は色々だから嘘もつける
- 数字の分析にはいつも目的がある
Chapter3. 無作為に集めた生データ
- 標本を使っても母集団について絶対確実なことはわからない
- 偏りを避けるため標本は常に無作為に集める
- 無作為標本抽出はあらゆる統計調査のカギ
Chapter4. 並び替え
- 定性的なデータと定量的なデータの違いは、定量的なデータは数値で表されるので計算できる
- データの山のすべての完全な姿がみたければヒストグラムを描く
- 箱形図はデータの概略を見たいときにはとても便利
Chapter6. 化け物じみたまちがい
- 2変数の関係を見ようとするときは、別の変数が結論に影響するかもしれないことを意識
Chapter7. 標本から母集団へ
- 母集団分布
- 母集団の性質「パラメータ」
Chapter9. 中心極限定理と確率
- 確率は長期的なことにしか当てはまらない
- 標本分布の利点
- 母集団の平均を教えてくれること
- 母集団全体について確率が計算できること
Chapter10. 推定
- 推定標本分布
Chapter11. 信頼度
- 中心の値から標準偏差2つ分離れたところで切ると、残ったデータの信頼度は95%
- 信頼水準と信頼区間の組み合わせ
- 5%はそれが間違っているかもしれないということ
- 長期では推定と計算の切り刻みで問題ないが、短期だと外れを引く可能性は常にある
Chapter12. 信頼度の推定を応用しよう
- 3つの数字
- 標本数
- 平均
- 標準偏差
- 数値尺度
Chapter13. 仮説検定とp値
- 標本一つで推定標本分布をつくる
- 別の場所にずらす
- ずらした場合、手持ちのような標本を無作為に選び出す確率で採用不採用を判断
Chapter14. 仮説検定を応用しよう
- 疑わしきは退屈なアイデア有利
- 仮説検定は結論に飛びつかないようにするためのもの
Chapter15. もっと学べば何がわかる?
- T分布
Chapter16. まとめ
- 統計学者の考え方を学んだ